こんにちは。しまもとぴっく編集長です。
島本町立体育館は、現在地での改修ではなく、水無瀬川緑地公園への移転整備として進む計画です。新しい施設は、体育館と屋内プールを一体で整備する内容で、2029年度中の供用開始が想定されています。
いまの体育館で出ている課題
現在の町立体育館は1981年に建設された施設です。耐震診断では、第1体育室の構造耐震指標値(Is値)の最小値が0.192とされ、震度6強以上の揺れで倒壊または崩壊の危険性があるとされています。あわせて、体育室に空調設備がないこと、エレベーターや授乳室がないこと、用地が借地で毎年度借地料の負担があることも課題として挙げられています。
・島本町スポーツ施設個別施設計画(町立体育館)(島本町公式PDF):https://www.town.shimamoto.lg.jp/uploaded/attachment/13960.pdf
移転先は水無瀬川緑地公園、屋内プールも併設へ
建設予定地は、山崎二丁目1番にある水無瀬川緑地公園です。計画では、体育館とプールを一体的に整備できる唯一の町有地とされています。
プールについては、2014年に町立プールが廃止されて以降、町内には住民が利用できるプールがない状況とされており、学校授業時以外には住民も年中利用できる屋内プールを1カ所に整備する方針です。あわせて、各小中学校のプール6校分を1カ所に集約する考え方も示されています。
想定規模では、第1体育室は正式なバスケットボールコート1面分の面積が取れるように見直され、一般プール700㎡、幼児用プール100㎡、多機能トイレ、EVなどを含む計画です。新体育館等の延床面積は合計4,450㎡が目安とされています。
・島本町新体育館等整備基本計画を策定しました(島本町公式):https://www.town.shimamoto.lg.jp/soshiki/24/29431.html
供用開始の想定時期と整備費
計画上のスケジュールでは、2025年度から2026年度にかけて事業者の募集・選定を行い、その後に設計と工事を進め、2029年度中の供用開始をめざすとされています。供用開始後は、現在の体育館を速やかに解体撤去する想定です。
概算整備費は、設計費約1.7億円、建設費約31.3億円、工事監理費約0.5億円、備品調達費約0.9億円で、合計約34.4億円(税抜)が目安とされています。2025年10月には、基本計画に基づいて整備事業者選定支援業務に関する公募型プロポーザル結果も公表されています。
・島本町新体育館等整備事業者選定支援業務に係る公募型プロポーザル(島本町公式):https://www.town.shimamoto.lg.jp/soshiki/24/30866.html
まとめ
島本町立体育館の整備は、水無瀬川緑地公園への移転と、屋内プールの併設を前提に進められている計画です。現時点で示されているスケジュールや規模、整備費は計画段階の内容で、今後の検討によって変更となる可能性があります。